2013年7月13日土曜日

2度と行かないパン屋



ヨーロッパに存在しない日本独自のケーキ・ショートケーキ。

そのショートケーキをパリで食べられる事で有名なのが、

1988年にオープンした山崎製パンのフランス店

私はショートケーキが子供の頃から大好きなのですが、

去年の里帰り以来食べていなかったので、無性に食べたくなり、

メトロを乗り継ぎ、このお店にやってきましたが大失敗!
朝ごはんを抜いていたので照り焼きチキンサンドイッチもオーダー。

運ばれてきたサンドイッチを触ると、指にパンが付くくらいベトベト。

そしてフニャフニャなパン生地。サンドイッチなのに、

掴み辛いパンの柔らかさとベトベトとした感触に食欲減退。

メインの具材であるはずの照り焼きチキンは、

1mmの薄切りが並べられているだけ。あとは野菜がちょいちょい入っている。

こんな食べ応えのないチキンサンドイッチ、人生で初めて口にしました。
楽しみにしていたけど暗雲が立ち込めてきた、ショートケーキ。

2口食べ、フォークを置いた私の前で、

勝手にケーキが後ろに倒れた程の生クリームの重さ。

小さいお子様向けだとしても、甘ったるくて、非常にだるい生クリーム。

苺も最低限しか入っていないし、フランスにもあまおう位甘い苺がありますが、

フランスによくある、さほど甘くない苺が使われています。
楽しみにしてきただけに涙目に・・・

極めつけは、メニューで見かけてオーダーしたみたらし団子。

これまた久しぶりだったのでワクワク気分でオーダーしました。あの頃に戻りたい。

粉っぽさが残りすぎの餡。透明感が餡に無いのはそのせい。

団子も団子にあらず。カピカピになった餅を

ほんのちょっとレンチンした位、といった説明でイメージが湧くでしょうか。。。

全くモチモチしてないし、伸びないし、固い!


日本人の料理人やパティシエの活躍が目覚しい、ここ最近のパリ。

7区にできた元テレビチャンピオンのお店や、

5区にできたシフォンケーキがメインのお店等が、フランス人のスターパティシエ

によるお店等に全く見劣りせず、洗練されていて清潔。

そして言うまでもなく美味しい商品を頑張って提供している一方、

飲食店なのに素足におっさんサンダルを履いて店内をペタペタ歩き回る

店員さんがいるこの日本のお店。

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