2012年12月28日金曜日

クリスマス協奏曲 序奏

旦那の従兄弟 Aはグランゼコール出身。
歳は30代半ばで、現在はフランスを代表するラグジュアリーブランドの
マーケティングで勤務している。

Aは同じパリ在住の親戚ということで
数ヶ月に1回は食事をする仲。
上から目線で話すこと以外は普通に良い人。

チラッとエッフェル塔

そのAが「今年のクリスマスは嫁の実家で過ごすことにした」
と旦那に電話してきた。
嫁の実家と旦那の実家は偶然にも同じマルセイユ。


パリからマルセイユは車で7-8時間の長旅。
ガソリン代も結構かかる。
しかもAは車を持っていない。
そう、レンタカーをしてパリからマルセイユに行くというのだ。

なんでわざわざそんなアホな事をするのかというと、
Aにはおととし赤ちゃんが生まれた。
Aの嫁の両親はまだ赤ちゃんに会っていない。

嫁の実家にはベビーベッドもおもちゃも何も用意がないらしい。
なのですべて持参しなければならないので荷物が多くなる。
だから車でいきたいとの事。
  
コンクリートを突き破った!

いつも私と旦那は、飛行機で1時間半の旅で済ます。
「勝手に車で行ってれば?」と内心率直に思ったが、
旦那は、Aからの初めての頼まれ事で無下に断れない様子。
同行することになった。

ただパリに戻る日が元々違ったので片道のみ。
もちろん、レンタカー代とガソリン代は片道分折半だ。

マルセイユに向けて出発する日、

飛行機の機内持ち込み用より少し大きめのスーツケースに
私と旦那の荷物を入れ、Aのアパートに向かった。



配偶者の家族ともめない人っているのでしょうか?
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