2013年9月1日日曜日

朝ごはんの定番 カニストレリとナポレオンパレード

山がちで平地が少ないコルシカは小麦の栽培には向いておらず、

代わりに豊富にあった栗が主食とされていた時代がありました。
その昔は栗の粉が貨幣の代わりに使われていそう!

コルシカの銘菓、カニストレリは栗の粉と小麦粉、蜂蜜と卵を混ぜて焼き上げた

甘いビスコッティ。老舗とよばれるお店もあれば、スーパーや土産物店でも販売されていて

様々なメーカー、フレイバーがあります。大体一袋3~4ユーロ。

朝食はいろんなメーカーのカニストレリを食べ比べタイム。全員一致で人気は白ワイン。

定番で美味しさにはずれが無いのがナチュラル、白ワイン、アーモンド。

逆に私達が邪道と決め付けたのはバニラ、チョコ、オレンジブロッサム。ウゲーって味でした。




買出しチームでアジャクシオの街へ。

ナポレオンが生まれた土地なので、

ドゴール広場、通称ダイヤモンド広場
(そういう名の駐車場がある)には

ナポレオンⅢ世時代に、

ボナパルト将軍とその兄弟の栄光を

称えた銅像があります。




この広場の地下がダイアモンド広場の駐車場
ナポレオンの父はコルシカ独立運動の副官を務めた人なのに、

後に親仏派に転じた為、ナポレオン家はフランス側に寝返り裏切った

としてコルシカでは不人気。後にコルシカ独立運動の英雄として

コルシカ人の誇りとなるパスカル・パオリとナポレオン・ボナパルトは、

パオリがコルシカ軍という小規模の軍しか持っていないのに

ナポレオンはフランス軍を率いてパオリを降伏に追いやっているので

さらにナポレオンの人気は下がり、一方パオリの人気は上がるばかり。
パレードやナポレオンの生家などのアジャクシオを紹介しているビデオ。1分11秒から始まります。

コルシカ人に人気のないナポレオンですが、毎年8月14日には当時の軍服や服を着て、

ナポレオンにオマージュを捧げパレードする地元の人。

丁度観光シーズンなので良いイベント事なのでしょう。
日傘を差すところが時代を感じる!日本では普通のことだけど。。。レースが素敵!
気温30度超えなのにこの軍服。。。ご苦労さんです。



このパレードが始まる前、空に向けて銃を撃つのですが、
パレードの存在を知らずに遠くにいた私達は銃声だけ聞こえたので、
コルシカ島という場所なだけに(コルシカマフィアや過激派の独立推進派が健在)
一瞬「抗争が始まったか!?!?」と思ちゃった!
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