2013年7月14日日曜日

パリ祭前日

フランス革命の発端となったバステーユ監獄襲撃の一周年を記念して

1790年に行われた建国記念日が起源となっているQuatorze Juillet(7月14日)。

日本で呼ばれているパリ祭という名は、1933年公開の映画

「QUATORZE JUILLET」の邦題「巴里祭」がそのまま残ったと言われています。
華やか!

パリ祭のメインはシャンゼリゼ通りで行われる軍事パレード。

フランスが誇る陸軍・空軍・海軍・外国人部隊・招待国の軍隊(今年はギニア共和国)、

今年のグランゼコールの卒業生の一部などが凱旋門からコンコルド広場まで行進します。

昨年の様子


行進の最後の華を飾るのは、パリ上空のヘリからとび降り、

コンコルド広場で行進を見ているフランス大統領などの要人の前に

着陸するパラシュート部隊。

昨年は一人着地に失敗して骨折をしていまいましたが、

大統領が「また来年。」と挨拶していました。彼は今年も挑戦するのか??
(追記:この方はこの失敗に重責を感じ、精神的に病んでしまったよう。
今年は国の為に戦って怪我をしたりご家族を失った方が座る席で行進を観覧。
大統領から励ましの言葉をもらっていました。)



コンコルド広場にあるオベリスクが見えます。


行進の終点。ここで左右にはける。

前日なのに準備はもしやまだ終わってなかった。。。?

パリ祭の前日には、各区の消防署で本物の消防士が行うダンスパーティがあります。

消防士がダンスを披露したり、一緒に踊る事もできます。

パリジェンヌは女性ホルモン大爆発で、いつものすかした顔にこんな顔があったのかと思うほど。

パリに来た最初の年、「フランスで有名なお祭りなんだよね!この行進見に行きたいなぁ!」

とフランス語の先生に言った際、「暑いし、長いし、よく見えないし、行くもんじゃないよ。

パレードが一番よく見える場所は、自宅のテレビ。」と随分と冷めた、

ノリの悪い返事をもらいました。でも実際、テレビだと空からの映像もあるし、

地上のカメラもたくさんあるので彼の言う通りでしたー。
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