2012年12月30日日曜日

クリスマス協奏曲 後奏


クリスマス協奏曲 序奏
クリスマス協奏曲 前奏の続きです。

Aと私たちは、気まずい雰囲気のまま出発。
(Aの嫁は我関せずオーラを振りまいていた。)

私はマルセイユの土地鑑がないので、先に私が運転することに。
(私→A→私→Aの順番で運転)

当初は車内での会話があまりなかったが、
パリを抜けて周りの景色が単調になってきたら
なんとなく会話が始まり、笑い話もするようになった。

 

マルセイユに近づき、最後のAが運転する順番になった。

助手席にいる旦那とAは仕事の話。

後部座席にはAの嫁と子供と私。
子供が寝付いたので、女二人で子供が起きないように
小声で最近の育児事情について話をしていた。


そんな中、Aが突然

後ろ、落ち着けよ!

と叫んだ。


Aの嫁と私は顔を見合わせ、「ハァ」と同じリアクション。

嫁は、
「寝付いた子供が起きないように、気をつけながら話してた。
 ほら、子供寝てるでしょ。よく見なさいよ。」

と猛反論。それを無視して何も言わないA。

何なんだ、Aって。。。


ただ、周辺は既に暗くなっており、
慣れない運転をして、子供も乗せている緊張から、
おそらくAは内心焦っていたのだと思う。
(しかも雨が降り始めていた。)

それからAは一言もしゃべらなかった。




旦那の実家に着き、Aの家族とはここでお別れ。(やっと。。。)
Aの嫁は車を降りて私たちに挨拶してきたのに対し、
Aはエンジンを切らず、車も降りずに手だけ振っていた。
旦那と私もわざわざ運転席まで行かず、手を振ってお別れした。


Aの態度に関して旦那と話すこともなかった。
「言わずもがな」という空気。

従兄弟とはいえ、旦那とAは、小さい頃はあまり会った事がなく、
Aがパリに引っ越してきた今年から、ちょくちょく食事をする仲になったので、
今回のAの態度について、予想もしておらず、
旦那も疲れと少々の嫌気が指していた。



翌日の午後、旦那の実家で夕飯の準備をしていた時、
Aから旦那にSMSが届いた。


ベビーチェアがないので今日わざわざ街まで買いに出かけた。
 人出が多く、歩くのも大変で、すごい時間がかかった。
 せっかく家族といる為にマルセイユに来ているのに、
 とんだ時間の無駄遣いをした。」

夜には、

昼寝用の布団がないから子供がよく寝られず、すぐにぐずる。
 あれがあるのとないのじゃ随分違うんだよな。」


両方とも私たちのスーツケース(1個)のスペースを車内に作る為、
パリに置いてきたアイテム。
しかもAが選択した。



旦那もこれらのSMSにはびっくり。
こんなやつ、今まで見たことない。


わざわざこんなSMSを書くなんて、なんて女々しいやつ。。。


来年からは、Aとの食事をパスする事に決めました。




高学歴と精神年齢は比例しない、特にフランスにおいて
<a href="http://blog.with2.net/link.php?1451734">人気ブログランキングへ</a>

←よろしければここにクリックをお願い致します。
 励みになります!


読みましたーのクリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
←こちらにもクリックお願い致します。
 励みになります!!


0 件のコメント:

コメントを投稿