2013年7月29日月曜日

日本に帰国してから文句をいう日本人観光客

観光大国なのに、実際に来た観光客からの印象は決してよくないパリ。

その印象を良いものに変えるため、パリの商工会議所が作成した

「Do You Speak Touriste?」というサイトとパンフレット。

日本をはじめ、イギリス、アメリカ、ドイツ、ベルギー、ブラジル、中国、

スペイン、自国のフランス、イタリア、オランダからの外国人観光客の

国別特徴を解説し、観光客のニーズに応えようとしています。

http://doyouspeaktouriste.fr/japonais.php
パリ初の時計塔。昨年修復されました。






以下が日本人観光客の特徴として
記載されているものの抜粋。

〈彼らが期待していることは・・・〉
・日本語の情報  ・清潔さ
・正確な情報   ・快適さ
・個々のニーズに合わせた待遇
・サービスの質の素晴らしさ

〈挨拶〉
握手をすることはまれ、
でも大げさなお辞儀はよくやる。

〈費用の内訳〉
1)36%:宿泊 2)32%:ショッピング
3)20%:食料、外食
4)8%:娯楽、美術館、観劇
5)4%:交通費




そして日本人観光客の全体の特徴はこう書かれています。

日本人観光客は前もって細かく決められた旅行プランを携えて
目的地に到着する。パリに対する期待も高い。

せっかくの休みと大金払って旅行するのだから、パリに限らずそうでしょう。

そして気になったのがこの特徴!

日本人は満足しなかった時、その場ですぐに不平を言うことは決してないが、
日本に帰国してから文句を言う。

日本に帰国してから文句を言うって、クレームの手紙やメールを書いたり、

日本にある同じグループの会社に「この前パリに行った時、おたくのパリ支店で。。。」

と文句を言う、という事なのでしょうか。いずれにせよ、日本のようにサービス先進国なら

このやり方でも通用するかもしれませんが、サービス後進国のフランスだと、

「今更文句言われてもねぇ。。。今はもう、どうせ日本に帰っちゃってんでしょ?

そうなってしまったら、私にできる事はなにもないわー。あははー。」

と言い切るフランス人が目に浮かびます。
笑顔で中指をたててみたり・・・いやいや、やっぱだめ!

逆に、パラス級ホテルのようなサービスに徹底しているところだと、過去の出来事でも

クレームが入ると担当者が上司から呼ばれ、説明を求められたりするそう。

でもこういう最高級の場所なら、その場で言ってくれていたらクレームに発展しない対処法も

充分用意してあるもの。なのにクレーム対応するチャンスを与えられず、知らない間に

クレームが上司に届いて突然呼び出されるなんて、それはそれで理不尽かも・・・
素敵な広告!場所が良い!
せっかくの旅行なので楽しい滞在にしたいもの。健康で、スリにさえ合わなければ
成功の旅といえるのではないのでしょうか。
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